TeXLive on FreeBSD (ports編、その後)

FreeBSDでtexliveを使うにはports-mgmt/portshakerを使う方法があります。ただし、ptexliveを使いたい場合、ports-mgmt/portshakerで持ってきたtexliveのports群と組み合わせて使う簡単な方法がありません。もっとも簡単なのは、tlptexliveのページに従い、portsコレクションの枠組の外でインストールすることです。

portsの枠組の内でインストールするには、もちろん、portsを適切に作成すればいいはずです。具体的には、

  • texlive-pmetapost
  • texlive-pxdvi
  • texlive-uptex

で、その上、

  • texlive-dvipdfmx
  • texlive-ptex

には既に存在するものと異なった同名のportsを作ればよさそうです(あるいはfilesディレクトリを作ってパッチを収める、distfilesを書き換える)。

portshakerで作られているportsはtexliveのパッケージ管理方式(tlpkg?)から(あるていど?)自動生成されているので(少なくともpkg-plistは自動生成、Makefileはよくわからない)、それと同様にやればよいと思っていましたが、tlptexliveリポジトリは、バイナリ配布を念頭に置いて作られており、FreeBSDのように全部自前でビルドことは念頭に置いてないため、バイナリファイルも一緒にリポジトリにいれて、tlpkgの依存関係が記述されているため、どうも自動生成するには一工夫必要なようです。

というわけで、単純にtlpkgからportsを生成すると、binaryが含まれないのでした。ちょっと面倒になってきたので手を止めます。

ところで、freebsd-texliveでRUN_DEPENDSのあたりはどう生成されているのでしょうか…